久しぶりに、夕飯をガストで食べました。味はさておき(ファミレスの味の違いがわかるほどの男ではございません)、ガストの「また来たくなる仕組みづくり」が面白かったので記事にしました。
ガストの「また来たくなる仕組み」、それは子どもにガストファンになってもらう戦略です。これが秀逸なのです。
子どもに「ガスト行きたい!」と言わせる徹底戦略
ガストでは、明確にファミリーにターゲットを絞った展開をしていることに気づきました。他のファミレスでも行なっているであろうことももちろんあるのですが、ガストの子どもにフォーカスしたリピーター戦略の徹底ぶりはなかなかのものです。
1.「アンパンマン攻め」戦略
アンパンマンを嫌いな子どもって、あんまり見ないですよね。ガストはどこもかしこもアンパンマンだらけです。「おい、ここはアンパンマンショップか?」とツッコみたくなるくらいアンパンマンだらけでした。例えば、キッズプレートはアンパンマンの皿です。どのキッズメニューを頼もうが、アンパンマンの皿が出てきます。
他にも...
- 入店時、アンパンマンのシールがもらえる
- キッズメニューはアンパンマンだらけ
- お子様ランチのご飯にはアンパンマンの旗がはためく
などなど、というか以上なんですが、アンパンマンがいっぱいいるんですよ。うちの娘もアンパンマン好きなので、特にシールに喜んでました。
2.「子どもはFreeでフリードリンク」戦略
お金がフリーということです。子どもはジュース飲み放題。子どもになりたい...まぁ親としてはジュース飲み放題という響きは結構不安ですけどね。子どもにとってはこの上ない喜びです。
3.伝家の宝刀「Freeでガチャガチャ」戦略
これには衝撃を受けました。「なるほど」と思わずうならされました。ガストに子どもと行くと、ガストコインが渡されます。
このコイン、店頭にあるガチャガチャに使えるのです。子どもはガチャガチャ1回無料でできるわけですね。子どもはガチャガチャ大好きですので(僕も大好きでした)、これは子どもにぶっ刺さるわけです。ガチャガチャの中身は大したことないのですが、「無料でガチャガチャができる」という体験を与えているのは非常に効果的だと思います。
子どもにガストファンになってもらうことにこだわるのは、コモディティ化しているファミレス業界においては間違っていないと思います。ともあれ、ガストの子どもに対するファンづくりの戦略が予想以上に徹底されていたのに驚きでした。
今日のあしあと
「子どものとき好きだったものは、大人になっても覚えてる」
子どものときに好きだったものや気に入っていたものは、大人になっても忘れません。
「子どもの時によくガストに行ったなぁ。じゃあ、今度は自分の子ども連れて行ってみるか」こうなる可能性だって大いにあるわけです。
ガスト、子連れで行くには親にもおすすめのファミレスでした。ちょっと意外でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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