普段はほとんどゲームをやることがない@Banguardです。
先日ふとしたことをきっかけにContre Jourというゲームをはじめたのですが、これが素晴らしい出来で。驚きました。何が素晴らしいかというと、iPadという特性に特化した操作方法もさることながら、「ゲーム全体のデザイン」が素晴らしいのです。その世界観を味わいたいがために、何度も立ち上げてしまうアプリになりました。
すべてのiPadユーザーに体験してほしいアプリです。
Contre Jourとは、その素晴らしい世界を体験するゲームアプリである
簡単にContre Jourのゲーム内容をご紹介します。ひとことでゲーム内容をまとめると、こんな感じです。
「ちょっと可愛らしい一つ目のモンスターが、ステージにあるギミックを駆使してゴールを目指すパズルアクションゲーム」
以下、スクリーンショット。
これがゲーム画面です。画面中央下の一つ目くんを、青い大きな光の中に導けばゴール。ステージクリアだけでなく、途中の小さい光を3つ集めるやり込み要素が中毒性を高めています。
ステージセレクト画面。クリアすると、次の星にトライできる。新たな星はまったく異なる雰囲気で、違ったスリルを味わえます。
最初のステージをはじめると、タイトルロゴが。かっこ良い演出に惚れ惚れしちゃいます。
ご覧いただくとわかるように、通常のアプリとは一線を画する世界観に満ち溢れています。ちょっと薄暗い雰囲気や、バックミュージックの寂しい感じなど、完全に僕のツボを押してくれました。ステージは短いので、一回のプレイ時間はごくわずかです。ただ、その美しい世界に触れたいがために、ふとした時に立ち上げてしまう魔力を持っています、このアプリは。
操作はすべてタッチジェスチャーのみ
複雑な操作は不用なのも、このアプリの素晴らしいところです。一つ目を動かすには、地面を盛り上げる(もしくはヘコませる)ことにより坂を作るか、ターザンみたいに綱を活用するかのどちらかです。
地面をもっこりすることで、一つ目が動きます。
これは次ステージの星。青い世界です。ぶら下がっている綱を引き伸ばして、一つ目を引き寄せることができます。
iPadやiPhoneというタッチデバイスでは、家庭用ゲーム機のようなカーソルであったりボタンを設けるのはあまり良くありません。(ゲームの種類にもよりますが)
フルタッチスクリーンなので、カーソルやボタンを排除したゲームの操作方法がもっともフィットすると思います。その意味では、Contre Jourの操作方法は完璧です。ステージセレクトから実際のキャラクター操作まで、すべてタッチデバイスを意識した作りになっています。
細部にこだわりを感じるデザインが好感
Contre Jourの細部のこだわりようには驚きました。
例えば、放っておくと一つ目が瞬きします。背景の植物(?)のようなものも、風に揺らめいて動いています。一番驚いたのが、ステージの星をセレクトする画面です。iPadの方向センサーを活用し、iPadの向きによって微妙に星の位置が動くのです。
そこまでしなくても良いですよね。気づかない人も多いんじゃないでしょうか。
こういった開発者の方のこだわりが凝縮されているので、他のゲームとはちょっと違う美しい印象を感じさせてくれるのでしょう。
Contre Jour HD 1.1(¥250)
カテゴリ: ゲーム, エンターテインメント, パズル, アドベンチャー
販売元: Chillingo Ltd - Chillingo Ltd(サイズ: 20.3 MB)
今日のあしあと
「Contre Jourはゲームアプリではない。デザインアプリである」
iPadで提供するゲームとはこう言うもんだぜ!と言う開発者の方の意気込みをびんびんに感じました。こんなアプリがあるのであれば、もっとiPadゲームもチェックしてみようかなと思います。
なお、Contre Jourを提供しているのは「Chillingo」という会社だそうです。有名な人気アプリを多数リリースしているそうで、#RyoAnnaBlogさんで詳しく紹介いただいていました。この会社の他のアプリもチェックしてみようかな…
・Chillingoの魅力と新作"Contre Jour"(#RyoAnnaBlog)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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